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この記事の監修者
石坂 貴史
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)
家にあるアクセサリーを整理していたら、金色と銀色が組み合わさったリングやネックレスが出てきた経験はありませんか。それは「金コンビ」と呼ばれる、金(ゴールド)とプラチナを1つのジュエリーに組み合わせた貴金属製品かもしれません。
コンビ製品は素材が2種類あるぶん、買取価格の仕組みがやや複雑に感じられることがあります。
この記事では、金コンビ(ゴールド/プラチナ)の買取価格がどのように決まるのか、査定基準や高価買取のコツまで分かりやすく解説しています。
CHARACTERS
登場人物

インタビュアー
読者の疑問を代弁する聞き手。買取ビギナーの目線で、金・貴金属の価値がどう決まるのか、査定のプロに素朴な疑問を率直にぶつける。

査定員
金・プラチナ・銀の買取を10年間担当。貴金属相場の日次確認を欠かさず、刻印・純度・重量の検分に基づき一点ごとに価値を算定する。相場変動が査定額に及ぼす影響を熟知し、地金からアクセサリーまで幅広い品目の取り扱いに精通する。
この記事でわかること
- 金コンビ(ゴールド/プラチナ)製品の定義と代表的な素材の組み合わせ
- 金コンビの買取価格を構成する3つの要素(金相場・プラチナ相場・配合割合)
- コンビ製品の刻印の読み方と造幣局ホールマークの意味
- 「おたからや」の査定士がコンビ製品のどこを見ているか
- アイテム別(喜平・リング・ブローチ)の査定ポイント
- 売る前にやってはいけないNG行動と正しい事前準備
第1話 金コンビ(ゴールド/プラチナ)って何?

インタビュアー
査定員さん、最近家にあるアクセサリーを整理していたら、金色と銀色が一緒になったリングが出てきたんですけど、これってどういう製品なんですか?

査定員
それはおそらく「コンビ製品」と呼ばれるジュエリーですね。1つの製品の中に、金(ゴールド)とプラチナという2種類の貴金属を組み合わせて使っています。金の黄金色とプラチナの銀白色のコントラストが高級感を演出するデザインとして、リングやネックレス、ブレスレットなどに広く採用されています。

インタビュアー
なるほど、2種類の金属が使われているんですね。どんな組み合わせがあるんですか?

査定員
代表的な組み合わせをご紹介します。最も多いのはK18とPt900の組み合わせで、リングやペンダントに使われます。喜平ネックレスやブレスレットにはK18とPt850の組み合わせが多く見られますね。
K18というのは金の純度75%を意味する品位表記です。純金を24として計算する「カラット」表記で、18÷24×100=75%となります。残りの25%は「割り金」と呼ばれる他の金属が配合されています。
プラチナ側も確認しておきましょう。Pt900はプラチナの含有率90%の合金で、残り10%にパラジウムなどが配合されています。リングやペンダントによく使われます。Pt850はプラチナ含有率85%で、しなやかさが求められるネックレスチェーンや喜平ブレスレットに多く採用されていますね。

インタビュアー
組み合わせにもいろいろあるんですね。一覧で見てみたいです。

査定員
主な組み合わせを整理すると次のようになります。
| 素材の組み合わせ | 主な用途 |
|---|---|
| Pt900/K18 | リング・ペンダント・イヤリング |
| Pt850/K18 | 喜平ネックレス・喜平ブレスレット |
| Pt900/K14 | カジュアルリング・ペンダント |

インタビュアー
ところで、ホワイトゴールドもプラチナみたいに銀色ですよね。あれも同じものなんですか?

査定員
よいご質問です。見た目は似ていますが、K18WG(ホワイトゴールド)とプラチナはまったく異なる素材です。K18WGは金75%にパラジウムや銀などの白色系の割り金を配合して白い色合いに仕上げた金合金であり、あくまでも金を主体としています。造幣局も「ホワイトゴールドと白金(プラチナ)は異なるもの」と明記しています。見た目だけでは見分けがつきにくい場合もありますので、ホワイトゴールドかプラチナか判断に迷う際は、ぜひ「おたからや」の専門査定士にご相談ください。
第2話 金コンビの買取価格はどう決まるの?
金部分の価格は国際金相場と為替で毎日変動する

インタビュアー
コンビ製品の買取価格って、どうやって計算するんですか?

査定員
コンビ製品の買取価格は、金部分とプラチナ部分をそれぞれ別々に計算して合算する仕組みです。具体的には、目安として「金の1g単価×金部分の重量」+「プラチナの1g単価×プラチナ部分の重量」で算出します。実際の金額は相場の変動や買取店の方針により前後する点はご了承ください。

インタビュアー
2つの金属を分けて計算するんですね。じゃあ、金の部分の価格はどうやって決まるんですか?

査定員
金部分の価格は、国際金相場と為替レート(ドル円)の掛け算で決まるため、毎日変動します。国際的な基準価格として「LBMA Gold Price」があり、これはICEベンチマーク管理機構が運営する電子オークション方式でロンドン時間の10:30と15:00の1日2回決定されます。
プラチナ部分の価格も国際相場に連動して変わる

インタビュアー
プラチナの方の価格はどうやって決まるんですか?

査定員
プラチナにも国際基準価格があります。「LBMA Platinum Price」と呼ばれ、ロンドン金属取引所(LME)が運営しています。金のLBMA Gold Priceと同様に、国際的なベンチマークとして機能しています。

インタビュアー
金もプラチナも、それぞれの国際相場で価格が決まるんですね。では、コンビ製品の中で金が多いかプラチナが多いかで、査定額も変わるのでしょうか?
金とプラチナの配合割合が査定額を左右する

査定員
おっしゃるとおりです。コンビ製品の金部分とプラチナ部分の重量比、いわゆる「配合割合」が査定額に影響します。製品によって割合は異なるため、専門査定士が確認する必要があります。
主な配合割合のパターンは次の3つです。
| パターン | 特徴 | 現在の相場での傾向 |
|---|---|---|
| 50:50(五分五分) | 金とプラチナがほぼ同量 | 金相場の恩恵を半分受ける |
| Kメイン(金が多い) | 金の重量比が大きい | 金相場高騰の恩恵が大きい |
| Pメイン(プラチナが多い) | プラチナの重量比が大きい | 金相場高騰の恩恵は限定的 |
金とプラチナの価値の違いについては、こちらで詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・金とプラチナの価値はどちらが上?希少性や価格の違い・将来性を徹底解説
第3話 金コンビ製品の刻印はどう読むの?
K18/Pt900のようにスラッシュ区切りが主流

インタビュアー
自分のコンビ製品にどんな素材が使われているのか知りたいんですけど、どうやって確認すればいいんですか?

査定員
まずは刻印を確認するのが基本です。コンビ製品で最も多い刻印パターンは「K18/Pt900」のようにスラッシュで区切って、金部分とプラチナ部分の素材を併記する表記になります。「750/Pt900」のように千分率で表記されるケースや、「K18/Pt850」のように喜平向けの組み合わせもあります。

インタビュアー
スラッシュの前が金、後がプラチナということですね。喜平のコンビだとどこに刻印があるんですか?

査定員
喜平チェーンの場合は留め具部分に刻印が打たれていることが多いです。小さな文字ですので、ルーペがあると確認しやすくなります。
金部分とプラチナ部分に別々の刻印が打たれるケースもある

インタビュアー
スラッシュ区切りじゃない刻印もあるんですか?

査定員
あります。たとえばリングの場合、本体の内側にK18、金具やデザイン装飾部分にPt900のように、パーツごとに別々の刻印が打たれるケースも見られます。リング全体を1つの刻印で表すのではなく、素材が異なるパーツにそれぞれ刻印する方式ですね。

インタビュアー
パーツごとに違う刻印が入っている場合もあるんですね。では、もう1つ聞きたいんですけど、ひし形みたいなマークが付いているものもあるんですが、あれは何ですか?
造幣局ホールマークがあれば公的機関の品位証明になる

査定員
それは造幣局のホールマークです。造幣局が事業者の依頼に応じて貴金属製品の品位試験を行い、合格した製品に打刻する公的な証明記号になります。日本国旗のマークとひし形の枠、その中に千分率の数字が組み合わさったデザインが特徴です。
ただし、ホールマークは任意の制度ですので、すべての製品に付いているわけではありません。マークがないからといって品質に問題があるわけではない点はご安心ください。
金の純度や刻印の仕組みについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・金の品位とは?K24・K18など純度の違いと見分け方をわかりやすく解説
第4話 査定士は金コンビのどこを見てるの?
重量は精密スケールで0.1g単位まで計測する

インタビュアー
実際に「おたからや」ではコンビ製品をどうやって査定しているんですか?

査定員
最初に行うのは、精密スケールでの重量計測です。コンビ製品の査定額は「1g単価×重量」が基本になりますので、正確な重量を計測することが出発点となります。0.1g単位まで正確に計測して、金部分とプラチナ部分の重量配分を確認していきます。

インタビュアー
コンビの場合、金部分とプラチナ部分の重量ってどうやって分けるんですか?

査定員
チェーンのように金コマとプラチナコマが分離できるタイプであれば、それぞれを個別に計測します。一体型のリングの場合は、刻印や製品構造をもとに割合を判断する形になります。
刻印と純度の整合性を目視で確認する

インタビュアー
重量の次はどこを確認するんですか?

査定員
刻印の内容と実際の素材の整合性を、目視やルーペで確認します。ここでの注意点は、メーカーが独自に施す刻印と造幣局のホールマークは別物であるということです。造幣局のホールマークは公的な品位試験を経た証明ですが、メーカー独自の刻印は公的審査を経ていないものもあります。そのため、刻印の内容を確認したうえで、専門査定士の経験に基づいて総合的に判断します。
コンディション(傷・歪み・石の有無)を総合的に見る

インタビュアー
傷があったり石が付いていたりすると、査定額は変わるんですか?

査定員
はい、傷や変形、石の有無、付属品の状態も総合的に確認します。石付きのコンビ製品の場合、ダイヤモンドやカラーストーンの有無によって地金計算どおりの金額にならないケースもあります。石の種類やカラット数も加味して査定額を算出する形です。

インタビュアー
傷が付いていたり、壊れていたりしたら査定に出せないんじゃないかと心配していたんですけど……。

査定員
その心配は不要です。壊れたコンビ製品や片方だけのピアスでも、地金としての価値がありますので査定対象になります。どのような状態であっても、お持ちいただければ1点1点丁寧に確認します。
第5話 コンビ製品のアイテム別の査定ポイントは?
喜平コンビは金コマとプラチナコマの重量比が査定の鍵

インタビュアー
コンビにもいろいろなアイテムがありますよね。喜平のコンビはどういう特徴があるんですか?

査定員
喜平コンビはPt850/K18の組み合わせが主流です。金コマとプラチナコマを交互に編み込む構造になっており、2色のコントラストが特徴的なチェーンですね。査定では、金コマとプラチナコマそれぞれの重量比が重要なポイントになります。

インタビュアー
金コマの割合が多いほど、今の相場では査定額が上がりやすいということですね。

査定員
そのとおりです。喜平の場合はチェーンの強度バランスのためにPt850が使われることが多いのですが、金コマの割合が多いKメインの喜平は、現在の金高騰の恩恵をより受けやすい傾向にあります。
コンビリングは本体と金具で素材が異なる場合がある

インタビュアー
リングのコンビはどうですか?

査定員
コンビリングは、本体がPt900で装飾部分にK18を使うデザインが代表的です。たとえば、リングの表面にK18のラインを入れたデザインや、石を留める爪の部分だけK18を使用しているケースもあります。デザインの幅が広いぶん、パーツごとの素材確認が重要になりますね。
ブローチやタイタックは留め具だけ別素材の場合も査定可能

インタビュアー
ブローチやタイタックのようなアクセサリーもコンビってあるんですか?

査定員
あります。ブローチの場合、本体がPt900でピン(針)部分にK14WGを使用しているケースがあります。ピン部分には強度が必要なため、硬い金合金が使われることが多いです。ペンダントではトップがコンビで、チェーンが単一素材というパターンも見られます。
アイテム別の特徴を整理するとこのようになります。
| アイテム | 代表的な素材の組み合わせ | 査定の着目点 |
|---|---|---|
| 喜平ネックレス | Pt850/K18 | 金コマとプラチナコマの重量比 |
| コンビリング | Pt900/K18 | 本体と装飾部分の素材構成 |
| ブローチ | Pt900/K14WG | 本体とピン部分の素材の違い |
| ペンダント | Pt900/K18(トップ) | トップとチェーンの素材の違い |

インタビュアー
アイテムによって見るポイントが違うんですね。

査定員
どのアイテムであっても、お持ちいただければ専門査定士が構造を確認して正確な査定を行います。「これはコンビかどうか分からない」という製品でもお気軽にご相談ください。
K18喜平の買取相場については、こちらの記事で詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・18金(K18)喜平ネックレスの買取相場と高く売るコツ|デザイン別の価値と見分け方も解説
第6話 ブランド付き金コンビは査定額が上がるの?

インタビュアー
カルティエやブルガリのコンビジュエリーだと、地金の価格に加えて査定額が上がることもあるんですか?

査定員
ブランドジュエリーのコンビ製品は、「地金としての価値」に加えて「ブランド価値」が加算される場合があります。たとえばカルティエのトリニティリングは、複数色の貴金属を組み合わせた代表的なコンビデザインとして知られており、ブランドの人気やデザインの希少性が査定に反映されることがあります。

インタビュアー
箱とか保証書がないと査定額は下がるんですか?

査定員
箱・保証書・ギャランティカードの有無は、ブランド価値の加算に影響する要素の1つです。特にギャランティカードは正規品であることの証明になるため、お手元にあれば一緒にお持ちいただくことをおすすめします。

インタビュアー
ノーブランドのコンビでもデザインに凝っていたら、何か加算されるんですか?

査定員
ノーブランドであっても、デザイン性が高い製品や希少なコンビパターンの場合は、地金価値に加えて製品としての付加価値が加算される場合があります。「ノーブランドだから地金価格だけ」とは限りません。
第7話 金コンビを売る前のNG行動は?
研磨剤で磨くと重量が減り査定額が下がる

インタビュアー
査定に出す前にきれいに磨いた方がいいですよね?

査定員
実は、研磨剤でバフ掛けするのは避けていただきたいNG行動の1つです。研磨剤は表面の地金を微量ながら削ってしまうため、重量が減少して査定額に影響する可能性があります。コンビ製品は金とプラチナの2素材があるぶん、研磨の影響が出やすいです。

インタビュアー
きれいにしようと思って磨いたのに、逆効果になることがあるんですね。

査定員
お手入れをされる場合は、柔らかい布(メガネ拭きのような素材)で表面のほこりや汗を軽く拭き取る程度にとどめてください。それだけで十分見栄えは改善します。
金部分とプラチナ部分を自分で分離しようとすると破損する

インタビュアー
金とプラチナを分けた方が高く売れるんじゃないかと思ったんですけど、自分で分離するのはどうですか?

査定員
それは絶対に避けてください。工具で金コマとプラチナコマを分離しようとすると、変形や破損につながりやすくなります。製品としての形が崩れると、地金としての価値も下がってしまう場合がありますので、そのままの状態でお持ちいただくのが最善です。
石を無理に外すと台座の変形や爪折れを招く

インタビュアー
石を外して別々に売った方がお得になりますか?

査定員
石を無理に外すと爪折れや台座の変形を招き、かえって製品全体の価値が下がってしまいます。石付きのコンビ製品は、石の種類やカラット数を含めて総合的に査定しますので、分離せずにそのままお持ちください。
第8話 金コンビを高く売るための事前準備は?
柔らかい布で表面の汚れを軽く拭き取る

インタビュアー
高く売るために事前にやっておいた方がいいことってありますか?

査定員
はい、4つのポイントがあります。まず1つ目は、柔らかい布で表面のほこりや皮脂汚れを軽く拭き取ることです。メガネ拭きのような柔らかい素材がおすすめですね。前の話でお伝えしたとおり、研磨剤は使わないでください。布で軽く拭くだけで見栄えが改善し、査定時の印象も良くなります。
鑑定書・購入時の箱・保証書を揃えておく

インタビュアー
付属品も関係あるんですか?

査定員
はい、関係します。ブランドジュエリーの場合、箱・保証書・鑑定書・ギャランティカードがあるとブランド価値の加算に影響します。自宅のどこかにしまい込んでいないか、査定前に一度確認していただくことをおすすめします。
刻印が見える状態で写真を撮りLINE査定を活用する

インタビュアー
まず相場感だけ知りたい場合はどうすればいいですか?

査定員
「おたからや」のLINE査定が便利です。写真を送っていただくだけで概算の査定額をご案内できます。撮影のコツとしては、刻印が見える状態で撮影していただくと、素材の判定がスムーズになります。全体像と刻印のアップの2枚を送っていただけると、より正確な概算をお伝えしやすくなりますね。
複数のコンビ製品はまとめて持ち込むと査定がスムーズ

インタビュアー
コンビ製品がいくつかあるんですけど、まとめて持ち込んだ方がいいですか?

査定員
はい、複数のコンビ製品をお持ちの場合はまとめてお持ちいただくのがおすすめです。1点ずつ丁寧に査定しますが、まとめてお持ちいただくことで効率的に査定が進みます。「このアクセサリーもコンビかもしれない」と思うものがあれば、一緒にお持ちいただければ確認します。
まとめ
この記事のまとめ
- 金コンビ製品=1つのジュエリーに金とプラチナを組み合わせた貴金属の総称
- 買取価格は「金の相場×金部分の重量」+「プラチナの相場×プラチナ部分の重量」を目安に算出(相場変動や買取店の方針により前後)
- 配合割合(50:50・Pメイン・Kメイン)の違いが査定額に直結
- 「K18/Pt900」等の刻印や造幣局ホールマークで素材と純度を確認可能
- 喜平・リング・ブローチなどアイテムごとに査定の着目点が異なる
- ブランド付きコンビは地金価値にブランド価値が加算される仕組み
- 研磨や自己分離はNG、そのままの状態で査定に出すのが高価買取への近道

インタビュアー
金コンビの買取について、価格の決まり方から事前準備まで、とてもよく分かりました。ありがとうございます。

査定員
こちらこそ、たくさんのご質問をいただきありがとうございます。金コンビ製品は素材が2種類ある分、ご自身で正確な価値を判断するのが難しいジュエリーです。お手元に金色と銀色が組み合わさったアクセサリーがあれば、ぜひ一度「おたからや」にお持ちいただければと思います。専門査定士が金部分・プラチナ部分をそれぞれ正確に確認して、最適な査定額をご案内します。
金コンビ(ゴールド/プラチナ)の買取に関するよくある質問
EXPERT ANSWER
この専門家が回答します
石坂 貴史さん
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)
独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)・ファイナンシャルプランナー(AFP)として、資産運用やライフプランニングに従事。行動経済学を踏まえた資産形成の助言を行う。1,200件以上の記事制作・監修を手がけ、貴金属相場の解説、取材対応、セミナー相談など幅広く活動。金融・住まい・相続・税制・保険・教育を専門とする。
金コンビの「Pメイン」「Kメイン」とはどういう意味ですか?
コンビ製品の金部分とプラチナ部分の重量比を表す用語です。

石坂さん
専門家による回答
「Kメイン」は金の重量比が大きいコンビ製品、「Pメイン」はプラチナの重量比が大きいコンビ製品を指します。金相場がプラチナ相場を上回っている時期にはKメインの方が地金価値が高くなる傾向がありますが、プラチナ相場が上昇すればPメインの価値も上がります。コンビ製品の価値は両方の相場に連動するため、どちらが有利かは市場環境によって変わります。
刻印がない金コンビ製品でも査定してもらえますか?
刻印がない貴金属製品でも査定は可能です。

石坂さん
専門家による回答
経年で刻印が薄くなっている場合や、もともと刻印が施されていない製品も存在します。専門の査定士がルーペや専門機材を用いて素材を確認し、重量や状態を総合的に判断したうえで査定額を算出します。刻印が読めないからといって査定を諦める必要はありません。
コンビ製品の金部分だけを売ることはできますか?
一般的に、コンビ製品は金部分とプラチナ部分が一体化した状態で設計されているため、部分的に分離して売却することは推奨されません。

石坂さん
専門家による回答
無理に分離しようとすると製品が破損し、かえって価値が下がる場合があります。専門の査定士に製品全体を見てもらい、金部分とプラチナ部分の配合割合を考慮した総合的な査定を受けるのが最善です。
金コンビ製品で最も多い素材の組み合わせは何ですか?
リングやペンダントではK18/Pt900の組み合わせが多く見られます。

石坂さん
専門家による回答
喜平ネックレスやブレスレットではK18/Pt850が主流です。Pt850は柔軟性に優れているため、チェーン状の製品に適しています。このほかにもK14/Pt900やK18/Pt950など製品によって組み合わせは多様ですので、刻印を確認するか専門の査定士に相談するのが確実な方法です。
喜平コンビにPt850が使われる理由は何ですか?
喜平チェーンは多数のコマを編み込んで作る構造のため、素材にしなやかさと耐久性が求められます。

石坂さん
専門家による回答
Pt850はPt900に比べて硬度と柔軟性のバランスに優れており、チェーンの編み込みに適しています。そのため、喜平コンビではプラチナ部分にPt850が採用されるケースが多く見られます。
コンビ製品の売却で税金はかかりますか?
金地金やプラチナ地金を含む貴金属製品の売却益は、譲渡所得として総合課税の対象となります。

石坂さん
専門家による回答
年間50万円の特別控除が適用されるため、売却益が50万円以下であれば課税されません。また、1回の取引で200万円を超える金地金等の売却があった場合、買取業者は税務署に支払調書を提出する義務があります。個別の税務判断については税務署や税理士にご相談されることをおすすめします。
旧表記「Pm」が刻まれたコンビ製品は現在でも価値がありますか?
Pmはプラチナの旧表記であり、刻印に旧表記が用いられていても素材としてのプラチナの価値は変わりません。

石坂さん
専門家による回答
1960年頃に他の元素との混同を防ぐためPmからPtに表記変更されましたが、Pm刻印のプラチナ製品は現在でも含有率に応じた地金価値で査定されます。ただし製造年代によってはプラチナ含有率が70〜85%程度と幅がある場合もありますので、正確な含有率は専門の査定士に確認してもらうことをおすすめします。
K18WGとPt900のコンビは「金コンビ」に含まれますか?
K18WG(ホワイトゴールド)も金合金の一種ですが、一般的に「金コンビ」と呼ばれるのはイエローゴールド(金色)とプラチナ(銀白色)の組み合わせを指すことが多いです。

石坂さん
専門家による回答
K18WGとPt900のコンビは見た目の色がどちらも白系統のため、2色のコントラストが生まれにくいデザインとなります。ただし、素材としてはK18WGは金75%を含む合金ですので、地金としての金の価値は査定の対象となります。
コンビの配合割合が分からない場合はどうすればよいですか?
配合割合が分からなくても問題ありません。

石坂さん
専門家による回答
専門の査定士が製品の構造や刻印、目視による確認、重量計測などを総合的に行い、金部分とプラチナ部分の割合を判断します。特に喜平チェーンのように金コマとプラチナコマが視認できる構造であれば、分離して個別計測することも可能です。ご自身で配合割合を特定する必要はありませんので、そのままの状態で査定に出していただければ大丈夫です。
※本記事内の価格・相場は記載時点のものであり、市場動向により変動します。最新の相場は店頭・公式サイト等でご確認ください。
※税金に関する記載は一般的な説明であり、個別の税務判断については税務署や税理士にご相談ください。
SUPERVISOR
この記事の監修者
石坂 貴史
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)

