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この記事の監修者
石坂 貴史
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)
「インディアン金貨を持っているけれど、いくらで売れるのか見当がつかない」「同じインディアン金貨のはずなのに、なぜ査定額に大きな差が出るのだろう」。そんな疑問を抱えている方もいるでしょう。
インディアン金貨の買取価格は、額面ごとの金含有量、発行年やミントマークによる希少性、そして保存状態であるコンディションの3つの要素によって大きく変動します。
この記事では、インディアン金貨の買取で知っておくべきポイントを分かりやすくお伝えします。初めて金貨の売却を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
CHARACTERS
登場人物

インタビュアー
読者の疑問を代弁する聞き手。買取ビギナーの目線で、金・貴金属の価値がどう決まるのか、査定のプロに素朴な疑問を率直にぶつける。

査定員
金・プラチナ・銀の買取を10年間担当。貴金属相場の日次確認を欠かさず、刻印・純度・重量の検分に基づき一点ごとに価値を算定する。相場変動が査定額に及ぼす影響を熟知し、地金からアクセサリーまで幅広い品目の取り扱いに精通する。
この記事でわかること
- インディアン金貨の歴史とデザインの特徴
- 査定額に差が生まれる3つの要素(額面・希少性・コンディション)
- 10ドル・5ドル・2.5ドルの重量とスペックの違い
- 査定士がコンディションで見ているポイント
- 売却前にやってはいけないNG行動
- 買取前に準備しておくべき3つのステップ
第1話 そもそもインディアン金貨ってどんな金貨なの?

インタビュアー
査定員さん、インディアン金貨ってよく名前は聞くんですけど、どんな金貨なんですか?

査定員
インディアン金貨は、1907年から1933年にかけてアメリカ合衆国で発行されていた歴史ある金貨です。当時は実際に通貨として流通しており、10ドル・5ドル・2.5ドルの3つの額面が存在します。

インタビュアー
100年以上前のお金なんですね。純金でできているんですか?

査定員
じつは純金(K24)ではありません。インディアン金貨の純度は金90%・銅10%の合金で、K21.6に相当します。流通に耐えうる硬さを持たせるために、あえて銅を10%配合しているのです。

インタビュアー
K24の純金じゃないんですね。デザインはどんな感じなんですか?

査定員
10ドル金貨は、当時のセオドア・ルーズベルト大統領がアメリカの貨幣の芸術性を高めたいと考え、彫刻家オーガスタス・セント=ゴーデンズに依頼して生まれたデザインです。表面にはインディアンの羽飾りを被った自由の女神(リバティ)の横顔が描かれています。

インタビュアー
大統領が直々に依頼したんですね。5ドルや2.5ドルも同じデザインですか?

査定員
5ドル金貨と2.5ドル金貨は、別の彫刻家であるベラ・ライアン・プラットがデザインしています。こちらは先住民の首長の肖像が描かれており、さらに特徴的なのは「インキューズ」と呼ばれる凹み彫りの技法で鋳造されている点です。

インタビュアー
凹んでいるデザインなんて珍しいですね。裏面はどうなっているんですか?

査定員
裏面は全額面共通で、アメリカの国鳥であるハクトウワシが描かれています。矢の束とオリーブの枝を掴んだ堂々としたデザインで、これはセント=ゴーデンズがルーズベルト大統領の就任記念メダルのために手がけたデザインがベースになっています。
インディアン金貨の歴史やデザインについて、他の金貨との違いも含めてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考になります。
- 関連記事はこちら
・金貨の主な種類を徹底解説|特徴・違い・価値の見極め方をわかりやすく紹介
第2話 インディアン金貨の査定額の差を生む3つの要素は?

インタビュアー
同じインディアン金貨でも査定額が違う場合があるって聞いたんですが、どうしてですか?

査定員
インディアン金貨の価値は「金そのものの地金価値」に「アンティークコインとしての付加価値」が加わって決まります。同じインディアン金貨でも査定額に差が生まれるのは、大きく3つの要素が関係しているからです。

インタビュアー
3つの要素ですか。まず1つ目は何ですか?
額面ごとに異なる金含有量がベース価値を決める

査定員
1つ目は「額面」、つまり金貨の重さの違いです。10ドル・5ドル・2.5ドルではそれぞれ金の含有量が大きく異なります。10ドル金貨の純金含有量は0.48375トロイオンス、5ドルは0.24187トロイオンス、2.5ドルは0.12094トロイオンスです。当然ながら金の量が多いほど、ベースとなる地金価値は高くなります。

インタビュアー
重さが違うと、金の量も違うからベースの価値が変わるわけですね。
特定の発行年やミントマークで希少性が変動する

インタビュアー
2つ目の「希少性」って、具体的にはどういうことですか?

査定員
発行年と「ミントマーク」の組み合わせによって、コレクター向けの付加価値が大きく変わります。ミントマークとは、コインを製造した造幣局を示すアルファベットのことです。

査定員
特に注目されるのが1933年銘です。この年はインディアン金貨の最終発行年にあたりますが、フランクリン・ルーズベルト大統領が署名した「大統領令6102号」によって、大半の金貨が政府に回収・溶解されました。そのため現存枚数が極めて少なく、コレクター市場で非常に高い希少価値を持っています。

インタビュアー
回収されてしまったから残っている枚数が少ないんですね。
摩耗や傷・過去の洗浄歴がコンディションを下げる

インタビュアー
3つ目の「コンディション」は、見た目のきれいさということですか?

査定員
見た目だけでなく、摩耗や傷の程度、さらに過去に洗浄や研磨をされた履歴があるかどうかも含めた保存状態全体を指します。コインの状態は第三者鑑定機関がシェルドンスケールという基準で1から70の数値に分けて評価しており、同じ年号・額面でも状態次第で大きな価格差が生じることがあります。「おたからや」では、こうした3つの要素を総合的に評価して査定を行っています。
第3話 インディアン金貨の額面の違いで重量はどう変わるの?
10ドル金貨は約16.7gで最も重量がある

インタビュアー
まずは一番大きい10ドル金貨から教えてもらえますか?

査定員
10ドル金貨は「イーグル」とも呼ばれ、3種類の中で最も大きいサイズです。重量は約16.718g、直径は約26.8mmで、純金含有量は0.48375トロイオンスとなっています。手に乗せるとずっしりとした重みを感じられるサイズ感です。

インタビュアー
結構ずっしりしていそうですね。
5ドル金貨は約8.3gで標準的なサイズ感

インタビュアー
5ドル金貨はどのくらいのサイズですか?

査定員
5ドル金貨は「ハーフイーグル」と呼ばれ、重量は8.359g、直径は21.6mmです。純金含有量は0.24187トロイオンスで、10ドル金貨のちょうど半分程度の重さになります。先ほどお話ししたインキューズ技法で鋳造されているのが、この5ドル金貨と次にご紹介する2.5ドル金貨です。

インタビュアー
ハーフイーグルという名前のとおり半分くらいなんですね。
2.5ドル金貨は約4.1gでシリーズ最小

インタビュアー
一番小さい2.5ドル金貨はどうですか?

査定員
2.5ドル金貨は「クォーターイーグル」と呼ばれ、重量は4.18g、直径は18mmです。純金含有量は0.12094トロイオンスで、シリーズ最小の金貨となります。小さいながらも100年以上の歴史を持つアンティークコインですので、金の重さだけでは測れない付加価値が加わります。
各額面の価値や相場の目安については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
- 関連記事はこちら
・金貨の価値一覧を種類別に紹介!相場から査定ポイントまで徹底解説
第4話 査定士は金貨のコンディションのどこを見てるの?
インディアンの羽飾りなど細部デザインの摩耗具合

インタビュアー
コンディションって、査定士さんは具体的にどこを見ているんですか?

査定員
まず注目するのは、デザインの細部がどれだけ鮮明に残っているかです。10ドル金貨であれば、表面の羽飾りの筋1本1本の残り具合や、裏面のハクトウワシの胸の羽の立体感を確認します。インキューズ技法の5ドル・2.5ドル金貨は、デザインが凹んでいるぶん全面が摩耗しやすいポイントになるため、状態の差が特に顕著に表れます。

インタビュアー
摩耗の具合をそんなに細かく見るんですね。評価の基準はどうなっているんですか?

査定員
コインの状態評価にはシェルドンスケールという国際的な基準があります。

査定員
「おたからや」では、専門査定士がルーペを用いて1枚1枚丁寧に確認しています。

インタビュアー
細かいところまでしっかり見るんですね。
過去に薬品で洗浄されたり研磨されたりした履歴

インタビュアー
洗浄歴って、コインを洗ったことがあるかどうかということですか?

査定員
そのとおりです。アンティークコインの世界では、洗浄(クリーニング)は価値を大幅に下げる主要因の一つとして知られています。洗浄されたコインは鑑定機関で「Cleaned」と判定され、正規の数値グレードがつかない場合があります。むしろ自然な経年変化は「トーン」と呼ばれ、アンティークの味わいとして評価されることもあるのです。

インタビュアー
きれいにしようとすると逆効果になるんですね。
落下による縁の凹みや表面についた目立つ傷の有無

インタビュアー
傷や凹みについてはどうですか?

査定員
コインの縁(エッジ)部分の打痕や凹み、表面の目立つ傷も評価を下げる要因となります。落下やぶつけによるエッジの損傷は、グレードダウンの原因として知られています。ただし、傷がある場合でも「おたからや」では金の価値とアンティーク価値を総合的に評価しますので、まずはお気軽にお持ちいただければと思います。
第5話 インディアン金貨売却前のNG行動は?
輝きを取り戻そうと金属磨きで研磨してしまうこと

インタビュアー
洗っちゃダメなんですね。良かれと思ってやってしまいそうなNG行動って他にもありますか?

査定員
とても大切なポイントですね。まず一番やってしまいがちなのが、くすんだ金貨を研磨剤入りのクロスで磨いてしまうことです。

インタビュアー
古い金貨だとくすんでいることもありますよね。磨いてきれいにした方がいいと思ってしまいそうなんですが。

査定員
研磨剤で磨くと、表面の微細な金属が削れて重量が減ってしまいます。さらに微細な傷(ヘアライン)がつき、アンティークとしての価値を損なう原因になります。

インタビュアー
磨くと逆に傷がつくんですね。
表面の汚れを落とすために薬品で洗浄してしまうこと

インタビュアー
じゃあ、洗剤で洗うのもダメですか?

査定員
はい、超音波洗浄機や酸性の薬品を使うと不自然な光沢が生じ、アンティーク評価が落ちてしまいます。先ほどの話にもありましたが、鑑定機関で「Cleaned」判定を受けると正規のグレードがつかなくなる場合もあります。自然なトーンこそが歴史の証ですので、手を加えないことが大切です。

インタビュアー
洗浄もダメなんですね。気をつけます。
素手で盤面を触って皮脂を付着させてしまうこと

インタビュアー
触るときに気をつけることはありますか?

査定員
素手でコインの表面を触ると、皮脂や汗が付着して酸化の原因になります。コインを扱う際は縁(エッジ)を持つか、綿の手袋を着用してください。特にインキューズ技法の5ドル・2.5ドル金貨は、凹んだデザイン部分に皮脂が入り込みやすいため注意が必要です。大切なのは、現状のままの状態を保っていただくことです。
第6話 インディアン金貨の買取前の事前準備は?
スラブケースや購入時のケースなどの付属品を揃える

インタビュアー
査定に出す前に準備しておくと良いものはありますか?

査定員
まず確認していただきたいのが、PCGSやNGCといった第三者鑑定機関のスラブケースに入っているかどうかです。スラブケースに入っている場合は、開封せずそのままの状態で査定にお出しください。ケースを割ってコインを取り出してしまうと、鑑定結果の保証が失われてしまいます。

査定員
購入時の箱や証明書、領収書など付属品があれば一緒にお持ちいただくことで、プラス評価につながる場合があります。

インタビュアー
ケースを割って出しちゃいけないんですね。
傷や劣化を防ぐため現状のままケースで保管する

インタビュアー
ケースに入っていない金貨はどうやって保管すればいいですか?

査定員
専用のコインカプセルやコインアルバムに入れたまま、直射日光を避けた場所で保管してください。高温多湿の環境も避けていただきたい点です。前の話でもお伝えしたとおり、何よりも大切なのは現状のままの状態を保っていただくことになります。

インタビュアー
できるだけそっとしておくのが一番なんですね。
コインの表裏や縁の状態をスマホで撮影しておく

インタビュアー
他に何かやっておくと良いことはありますか?

査定員
事前にコインの表面・裏面と縁の状態をスマートフォンで撮影しておくことをおすすめします。「おたからや」のLINE査定では、お写真をお送りいただくだけで概算の買取目安をお伝えできます。明るい場所でコインの全体像と細部が分かるように撮影していただくと、より正確なご案内が可能です。
金貨の売却時にかかる税金や譲渡所得の計算方法について、事前に把握しておきたい方はこちらの記事もご覧ください。
- 関連記事はこちら
・金を売ると税金がかかる?脱税の場合のペナルティや正しい節税知識も解説
まとめ
この記事のまとめ
- インディアン金貨は1907年〜1933年にアメリカで発行されたK21.6(金90%・銅10%)の歴史的金貨
- 査定額は「額面(金含有量)」「希少性(発行年・ミントマーク)」「コンディション(保存状態)」の3要素で決定
- 額面は10ドル(約16.7g)・5ドル(約8.3g)・2.5ドル(約4.1g)の3種類があり、重量とベース価値が異なる
- 1933年銘など特定の発行年やミントマークの組み合わせでコレクター向けの付加価値が加算
- デザインの摩耗・洗浄歴・傷の有無がコンディション評価に直結
- 金属磨きでの研磨・薬品洗浄・素手での取り扱いは価値を下げるNG行動
- スラブケースなどの付属品は揃え、現状のままの状態で査定に出すことが大切

インタビュアー
インディアン金貨の買取って、ただ金の重さだけで決まるわけじゃないんですね。3つの要素がよく分かりました。

査定員
はい。額面・希少性・コンディションの3つをしっかり見極めることで、適正な査定額をお出しできます。お手元にインディアン金貨をお持ちの方は、何も手を加えずにそのままの状態でお気軽にご相談ください。
インディアン金貨 買取に関するよくある質問
EXPERT ANSWER
この専門家が回答します
石坂 貴史さん
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)
独立系ファイナンシャルアドバイザー(IFA)・ファイナンシャルプランナー(AFP)として、資産運用やライフプランニングに従事。行動経済学を踏まえた資産形成の助言を行う。1,200件以上の記事制作・監修を手がけ、貴金属相場の解説、取材対応、セミナー相談など幅広く活動。金融・住まい・相続・税制・保険・教育を専門とする。
インディアン金貨の純度はK24(純金)ではないのですか?
インディアン金貨の純度はK21.6で、金の含有率は90%です。

石坂さん
専門家による回答
残りの10%には主に銅が配合されています。当時のアメリカでは通貨として実際に流通させる必要があったため、純金(K24)では柔らかすぎて摩耗に耐えられないことから、硬さと耐久性を持たせる目的でこの合金比率が採用されました。
なお、2006年から発行されている投資用のアメリカンバッファロー金貨はK24(純度99.99%)であり、アンティークのインディアン金貨とは純度が異なります。
インディアン金貨の「ミントマーク」とは何のことですか?
ミントマークとは、コインを製造した造幣局を示すためにコインに刻印された小さなアルファベットのことです。

石坂さん
専門家による回答
アメリカでは「S」がサンフランシスコ造幣局、「D」がデンバー造幣局を表し、フィラデルフィア造幣局で製造されたコインにはミントマークが刻まれていない場合があります。
鑑定書やスラブケースがないインディアン金貨も買取対象ですか?
鑑定書やスラブケースがない状態でも、金貨そのものに金としての地金価値とアンティークとしての付加価値があります。

石坂さん
専門家による回答
スラブケース入りの個体と比較すると評価方法は異なりますが、専門の査定士が金貨の状態を直接確認することで適正な査定額を提示できます。
アンティークのインディアン金貨とバッファロー金貨は同じですか?
名前やデザインの雰囲気が似ているため混同されがちですが、全く別のコインです。

石坂さん
専門家による回答
アンティークのインディアン金貨は1907年〜1933年に発行されたK21.6(金90%)の流通用金貨であるのに対し、バッファロー金貨(アメリカンバッファロー金貨)は2006年から発行されたK24(純度99.99%)の投資用地金型金貨です。製造目的・純度・発行年代のいずれも異なるため、査定の観点も大きく変わります。
インディアン10ドル金貨が発行されていた期間はいつですか?
10ドルのインディアン金貨(イーグル)は、1907年に初めて発行されました。

石坂さん
専門家による回答
1907年から1916年までは連続して鋳造が行われ、その後は1920年、1926年、1930年、1932年、1933年に不定期で発行されています。1933年を最後に、大統領令6102号による金貨の退蔵禁止措置を背景として発行が終了しました。
インディアン金貨の買取価格は毎日の金相場で変動しますか?
インディアン金貨の買取価格には「金の地金価値」と「アンティークとしての付加価値」の両方が含まれています。

石坂さん
専門家による回答
金の地金価値は国際金相場に連動して日々変動するため、同じ金貨であっても売却するタイミングによってベースとなる地金価格部分は変わります。
一方、アンティークとしての付加価値は相場変動とは異なる要因(希少性やコンディション)で決まるため、両方を踏まえた総合的な査定が行われるのが一般的です。
インディアン金貨の彫刻デザインは誰が手がけたものですか?
10ドル金貨(イーグル)は、アメリカを代表する彫刻家オーガスタス・セント=ゴーデンズが手がけました。

石坂さん
専門家による回答
セオドア・ルーズベルト大統領がアメリカの貨幣の芸術性向上を目指して依頼したものです。
5ドル金貨(ハーフイーグル)と2.5ドル金貨(クォーターイーグル)は、彫刻家ベラ・ライアン・プラットがデザインを担当し、インキューズ(凹み彫り)という独自の技法で鋳造されています。
黒ずんだインディアン金貨でも手入れせず査定に出してよいですか?
手入れをせずにそのままの状態で査定に出すのが最善です。

石坂さん
専門家による回答
アンティークコインの黒ずみや変色は、経年変化(トーン)によるもので、コレクターの間ではむしろ歴史的な味わいとして評価される場合があります。
研磨剤で磨いたり薬品で洗浄したりすると、表面に傷がついたり不自然な光沢が生じたりして、かえって査定額が下がる原因になります。現状のままの状態を保ち、専門の査定士にご相談ください。
インディアン金貨の売却利益にかかる税金はどう計算されますか?
金貨を含む金地金の売却益は、原則として譲渡所得に分類され、給与所得などと合算して総合課税の対象となります。

石坂さん
専門家による回答
計算の基本式は「譲渡価額−(取得費+譲渡費用)−特別控除50万円」です。所有期間が5年を超える場合は長期譲渡所得として、特別控除後の金額がさらに2分の1に軽減されます。
なお、一定額を超える売却では支払調書が提出される場合がありますので、詳細は税務署や税理士に確認されることをおすすめします。
ペンダントトップ等に加工されたインディアン金貨も買取対象ですか?
インディアン金貨がペンダントトップやブローチなどのアクセサリーに加工されている場合でも、金貨本体の地金価値とアンティーク価値に加え、枠や装飾部分の地金価値を含めた総合的な評価が行われるのが一般的です。

石坂さん
専門家による回答
加工されていることでコインとしてのグレード評価は難しくなりますが、金としての価値がなくなるわけではありません。アクセサリー加工されたものや、黒ずみ・傷があるインディアン金貨であっても、「おたからや」では豊富な買取実績を活かし、金としての価値とアンティークとしての価値を正しく評価します。
※本記事内の価格・相場は記載時点のものであり、市場動向により変動します。最新の相場は店頭・公式サイト等でご確認ください。
※税金に関する記載は一般的な説明であり、個別の税務判断については税務署や税理士にご相談ください。
SUPERVISOR
この記事の監修者
石坂 貴史
- 日本証券アナリスト協会認定 資産形成コンサルタント
- 一般社団法人金融財政事情研究会 金融リテラシー検定®
- 日本証券業協会(JSDA)一種証券外務員資格
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
- 3級ファイナンシャル・プランニング技能士
- AFP(Affiliated Financial Planner)

